修学院の住宅 2007 南北に奥行きのある敷地を利用した建物で門扉を 開くと中庭に続いており そこから玄関にアプローチできる。引戸のガラス戸をくぐると土間となってお り中庭と一体となった土間玄関となっている。さらに奥に進むと奥に深い庭 が一体となったLDKの空間へと続く。敷地の三方を囲む山を背景にしており 庭を斜めに横断する木製の窓を全開にすると塀に囲われた庭とリビングが 一体となり空気を共有する空間となる。さらに奥には上方から光が降り注ぐ 吹抜の空間になっている。そこにはピアノが置かれ庭の一角にある爽やか で静謐な小さな礼拝堂のようでもある。2階は現在は全体が一室空間となっている。そこ には夫婦の寝室と仕事場、子供部屋が後で仕切れるようになっている。 子供室は後でロフトを設けることで仕切れるように考えられ ている。 所在地 京都府京都市左 京区修学院 用途 住宅 構法 木造軸組構法 共同設計・監理 ストレートデザインラボラトリー 竣工 2007年4月 |